Azure API Managementのカスタムドメインで無料のSSL証明書が利用出来るようになっていました
いわさです。
Azure API Managementでカスタムドメインを構成する際に、従来は外部証明書をアップロードしていたと思いますが、先日からAzureマネージドな証明書が無料で利用出来るようになっていました。
この機能は本日時点でパブリックプレビューです
使ってみる
東日本リージョンのDeveloper Tierで試してみました。
Developerで使えるのも嬉しいですね。
まずはカスタムドメインを追加するのですが、その前に作成したサービスがアクティブ化されるまで待ちましょう。
アクティブ化中に作成しようとするとCNAMEレコードが取得出来ないです。
Developer Tierだと数十分時間がかかりました。気長に待ちましょう。
アクティブが完了すると、完了メールが送信されます。
その後、カスタムドメインの登録を行います。
カスタムドメインの作成時はゲートウェイタイプを選択し、証明書に「管理対象(プレビュー)」を選択します。
カスタムドメイン用のTXTレコードとCNAMEレコードが表示されるので、DNSサーバーへ登録します。
私はAzure外部のDNSサーバーを使っているのでそちらに登録しました。
ここで注意点があるのですが、作成したカスタムドメイン情報は「保存」する必要があります。
そしてこの保存処理にDeveloper Tierだとまた数十分かかります。気長に待ちましょう。
ドキュメントによると、Basic Tier以上の場合はダウンタイム発生しないとのことです。
テスト用APIを作成し確認
あとは適当なAPIを用意して使ってみましょう。
私は以下の記事を参考にモックAPIを作成しました。
使えてますね。
有効期限は半年ですが、自動更新です。便利です。
API Management offers a free, managed TLS certificate for your domain, if you don't wish to purchase and manage your own certificate. The certificate is autorenewed automatically.
さいごに
1年ほど前にも、Azure App Serviceで無料のマネージド証明書が登場していました。
今度はAPI Managementでも無料のマネージド証明書が使えるようになるとのことで、利用者には嬉しいアップデートです。
GAが楽しみですね。